ぎっくり腰とは?

当院でも、ぎっくり腰の症状で来院される方が多いですが、
「ぎっくり腰」とは、

  • 腰椎(背骨の腰の部分)の関節の捻挫、
  • 腰椎の関節をつないでいるじん帯の損傷、
  • 腰の筋肉の肉離れ

などです。
ヘルニアが原因となるケースもあります。



何か重いものを持ち上げたり、咳やくしゃみなどをきっかけに急に痛くなるパターンと、特にきっかけはなくても、朝から腰が思い感じがして、夕方になったら動けなくなっていたなどのパターンがあります。

どちらも、受傷した動作や、前日の過度な負担などが直接的な引き金にはなっていますが、普段から腰への負担を溜め込んでいて、それが何かのきっかけで耐え切れなくなってくると「ぎっくり腰」になってしまいます。

ぎっくり腰になってしまう理由は?・・・


右のイラストを見ても分かると思いますが、
胸の部分は肋骨(いわゆる「あばら骨」)があり、
支えられていますが、
腰やお腹の部分には背骨以外何もありませんよね。

つまり、腰の部分は筋肉で支えてあげるしかないんです!

ただ、腰やお腹の「筋肉」といっても、いわゆる6つに割れる腹筋(腹直筋)や、背中側の逆三角形を作っているような背筋(広背筋)ではなく、深層筋(インナーマッスル)で、コルセットのように腰・お腹周りをぐるっと1周している「腹横筋」が腰の部分を支える役割をしています。

腰だけでなく、全ての筋肉でそうなのですが、
まず動くときはインナーマッスル(深層にあるため触れません)が関節を固定してから外側のアウターマッスル(表面にある触れる筋肉です)が働くことによって体が動きます。

腰で言うと、物を持ち上げたりする時は、まず、アウターの腹直筋や広背筋が動く前に、インナーの腹横筋がしっかりと腰椎(背骨の腰の部分)をずれないように支えます。その上で、腰を曲げて物を持ち上げます。

咳やくしゃみの時も同様に、まず、力が入る(咳やくしゃみをする)コンマ何秒か前に、インナーの腹横筋がしっかりと腰椎(背骨の腰の部分)をずれないように支えます。

しかし、どちらの場合も、腹横筋がしっかりと腰椎を支えてくれていないまま動作をすると、腰椎の捻挫や、肉離れに繋がってきます。

そのため、インナーマッスルがしっかりとしている人は、ぎっくり腰になりにくいですし、再発もしにくいです。
(ただ、それでも、インナーマッスルが支えられる以上の付加が掛かるとぎっくり腰にはなってしまいますが、とにかく、インナーマッスルをしっかりと使えるようにしておくことはとても大切です)

ぎっくり腰になってしまったら・・・

まずは、急性期(ぎっくり腰が起きた当日)は、
痛みの度合いにもよりますが、痛くて動くのも辛いという場合は、
膝を曲げて横向きで寝るなど、腰への負担が軽くなる姿勢で、
冷やしてあげることが大切です。

最初にも書きましたが、例えば、足首の捻挫や太ももの肉離れで、
患部を揉んだり、動かしたりする人はいないと思います。

まず、冷やしますよね。

ぎっくり腰も同様に、捻挫や、肉離れで、炎症を起こしているので、
冷やしてあげることが大切です!

「冷やす」といっても、冷湿布で冷やすのではなく
(冷湿布自体には冷やす効果はあまり期待できません)、
氷水や氷嚢(ひょうのう)を患部にあてて約20分ほど冷やします。

そして、患部から外して60分ほどしたらまた20分ほど冷やす。
これを3回程度続けるといいでしょう。

受傷直後にこれをやってあげるかどうかで、回復の速度が変わってきます。
場合によっては、冷やすことで回復までの日数が半減することもあるので、とても重要です。

この後に冷湿布を貼ってあげるのはかまいません。基本的に湿布は消炎鎮痛剤が含まれていて、炎症を抑える効果はありますが、冷やす効果はありません。

患部を温めたり、患部をマッサージすると悪化する恐れがありますので、当日の入浴は避けてください。

ただし、「どんな姿勢をしても楽にならない」「発熱を伴う」などの
時は、ぎっくり腰ではなく、他の病気の可能性もあるので、
医療機関を受診してください。

そうではなく安静にしていれば痛みが軽くなるなら、あわてて来院しなくても大丈夫ですので、翌日~2,3日後に少し動けるようになってきたら、当院にご来院ください。

その状態でずっと安静にしていると、むしろ治りが遅くなってしまいますので、
当院では、患部を押したり揉んだりしていくのではなく
(まだ患部は捻挫や肉離れで筋肉が傷ついているので、その部分の回復は時が経つまで待つしかありません)、

股関節周りの硬くなってしまった筋肉を緩めて(ぎっくり腰が起こると、腰の筋肉を守ろうとして、股関節などの周りの筋肉が「ガチッ」っと固まってしまいます)、
腰への負担を少なくし、回復を早めていくような施術を行っています。

そして、何度か通院していただいて、ある程度回復してきたら、繰り返さないためにも、しっかりと腰椎(背骨の腰の部分)を支えるインナーマッスルである「腹横筋」を鍛えていく体幹トレーニングを取り入れて、腰に負担が掛からないような体にしていきます。



LINE LINE2

通院回数目安
地域別比率
川口市<旧鳩ヶ谷市含む>69%
さいたま市
<旧浦和市、大宮市、与野市、岩槻市含む>(緑区・岩槻区・浦和区・見沼区・南区・大宮区・中央区)
10%
越谷市8%
草加市7%
蕨市2%
春日部市1%
東京都
<北区・足立区・中央区・板橋区・世田谷区・練馬区・荒川区・豊島区>
2%
その他1%

LINE